

当社の創業経緯
創業者の岡本将は大企業の新規事業開拓のなかで医薬・医療機器開発に従事し、その後独立してバイオベンチャー企業の経営に15年ほど携わりました。そこでは、医薬品臨床開発の治験業務をはじめ、細胞内シグナル伝達の光分子イメージングやがんペプチドワクチン開発、Organ on a Chip創薬技術の実用化に取り組むなど、幾つかの失敗と成功を経験しビジネスの醍醐味を味わいました。同時に、バイオ医薬品の普及、がんゲノム医療や再生医療の実用化など新技術の隆盛を目の当たりにしました。
こうしたなか、がんゲノム医療で患者自身が求める治療に接する機会がまだまだ低いことや、開発難易度の高い再生医療の実用化、未だに治療薬が無い希少疾患に向き合う患者さんと治療に携わる医療スタッフに接することがあり、多くの医療課題にも直面してきました。
今回、独自技術のペプチドを用いた体細胞のダイレクトリプログラミング(トランスディファレンシエーション)という新しい治療モダリティーを提供できる技術開発に成功しました。患者さん個人に最適な治療法を選択できるパーソナル医療の実現に向けて、再挑戦開始です。



会社概要
社名 | オプティセル株式会社 英名 OptiCell, Inc. |
創業 | 2023年6月23日 |
代表取締役 | 岡本 将 |
資本金 | 550万円 |
本社 | 神奈川県横浜市中区桜木町一丁目101番1号 クロスゲート7F アントレサロン内 |
研究室1 | 湘南iPark研究室:神奈川県藤沢市村岡東2-26-1 湘南ヘルスイノベーションパーク内オープンラボ |
研究室2 | GCシェアラボ:神奈川県鎌倉市常盤116-1 (株)ジーンケア研究所内シェアラボ |
社名の由来 | 細胞を表すCellと、最適化、最高に、能率的な活用を表すOptimizeを合体させた造語に想いを込め、OptiCellと命名しました。 |
ご挨拶
オプティセル株式会社は、次世代医療として期待される細胞医療技術の開発を通して、患者さん個人に最適な治療法を選択できるパーソナル医療の進展に寄与する事を理念としています。
たとえば少し先の未来、私たちが開発した新技術で患者さんの皮膚細胞から造血幹細胞や神経幹細胞を創り、血液・免疫疾患や神経機能の障害を自分自身の細胞で治療できる、パーソナル細胞医療の普及を想い描いています。
がん治療の領域ではがん免疫療法細胞医薬の開発に注力し、患者さん自身の皮膚細胞からT細胞を作製して、がん細胞を攻撃する腫瘍免疫細胞医薬の開発にチャレンジします。
当社が目指す細胞医薬開発には、革新技術・知財はもとよりオミクス解析とデータサイエンスの融合や産学連携R&Dエコシステムの構築が不可欠です。当社はそうしたメンバーがWin-Winな共創関係を築き、三方良しの成果を生み出す研究開発型スタートアップを目指します。
これからもステークホルダー皆様の変わらぬご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長 岡本 将
主な経歴
1984年 | 筑波大学大学院環境科学研究科修了 学術修士 |
2007年 | 筑波大学大学院経営システム研究科修了 経営学修士 MBA |
1984年~2007年 | 東レ株式会社の医薬・医療機器事業部門でR&Dと臨床開発に従事。 |
2007年 | バイオベンチャーの(株)ProbeX代表取締役、光分子イメージング技術で創薬R&D。 |
2013年 | (株)クレオ・バイオサイエンスを創業し、Organ on a Chip創薬に取り組む。 |
2023年 | オプティセル(株)を創業。 |
アクセス
本店
〒231-0062
神奈川県横浜市中区桜木町一丁目101番1号 クロスゲート7F
電話 045-550-5639
URL https://opticell.co.jp/
研究室2
〒248-0022
神奈川県鎌倉市常盤116番地-1
(株)ジーンケア研究所内 シェアラボ